











5月1日のメーデーを併せて4連休ということなので、久しぶりに家族でローマに旅行にでかけることにしました。
トリノからは片道700km近くあるのですが、ローコストの飛行機よりも、列車よりもやはり車での移動が安上がりということで、朝5時から出発して地中海沿岸を通っての2泊3日の強行軍的旅となりました。
ローマが近くなると街道沿いの木々の風景が変わり、特有のローマ松の並木を見ることになると、この地にまた来たのだなぁと思わされるのですが、ローマも後僅かの海岸沿いで海の家と思しきレストランを見つけて初日の昼食となります。
夏でもちょっとさびしい砂浜にテントを張って、プラスティックのテーブルといすを並べただけの簡易店舗ですが、こういうところの料理は結構美味いのではないかとの期待ではありましたが、味はまあその中の下くらいでしたが、4人前の前菜とパスタで160EUROは殆ど泥棒ではないかと思われる始末で、初っ端からやられてしまいました。「景色の良い店に美味い店なし」というイタリアの格言は生きています・・・ただ、別に景色もたいしたことないのでダブルパンチか?
ローマのホテル事情は決して良いと言えませんし、ましてや連休ですからもっとコンディションは悪いと知っていましたので、WEBでのホテルブッキングで探した他に比べれば割安で評価も7.1とギリギリのバチカンに近い地区のホテルをチョイス。門構えは立派でしたし、もともと大きな期待もしていなかったので、特に細部は気にせず部屋に荷物を置いて早速ローマ見物に出かけます。
事前に調べた地元の食通があつまる言われる市内の地域へと最初に向かったのですが、何せ地元の人たちが集まるような場所ですから、これがなんとも人気も色気もない場所でして、何となくやはり誘われるように3kmほど離れた観光客でごった返すトラステベレ地区へと移動します。
やはりというか、その場所は観光客でそこは埋もれており、軒を並べるレストランはどこも手慣れた様子の扱い?で、ありとあらゆる言語を話す大量のカモネギをさばいているように見えます。時間も時間ですし、早くしないと喰いっぱぐれるのではという恐怖感から、とにかく席が空いていそうな店に飛び込みますが、よくよく看板見たらこれがチェーン店・・・
何か今回あまりラッキーじゃないかもと思いながらも、食べたかったティピカルローマのパスタ(カーチョ・エ・ぺーぺという羊のチーズと黒胡椒の味付けのクラシカルなパスタです)はまあまあのお味でした。それにしてもお店の人が混乱状態になるくらいフル回転で観光客が溢れているのは久しぶりに見ました・・・。
食後のコーヒーは別の店でと寄ったバールには、ローマに多く、北ではまず見ることのない、柔らかく甘いパンにこってりのホイップクリームを挟んだ朝食に良く食べるものがショーケースにあったので、あまりの懐かしさに持ち帰ります。
朝も早くからの車での長期移動もあって疲れていましたし、夜景の素敵なローマを満喫するのは翌日にして早めにホテルに帰りましたが、やはり今回はアンラッキーが続きます。
先ず、2部屋のそれぞれバルコニーに面した大きなガラス戸がそれぞれ鍵が閉まらない。トイレの水が止まらない。備え付け冷蔵庫が使えない。その上、バスタブにお湯を3分の一入れたらお湯が出なくなる(一般家庭用のような電気ボイラーがバスルームの頭上に・・・・)。といった些細な?なことが判明。
鍵やトイレは、非常に手慣れた感の係りの男性でその場凌ぎで解決しましたが、普段シャワーしか入れない我が家の外泊の最大の楽しみである湯船に浸かる夢は断たれましたね。
それにしても、もっと驚いたのは、イタリアのバスルームでは当たり前のビデが、バスタブの横で配管と繋がっているという光景。これってたぶん世界で一つだけの光景のように思いますけど、どなたか同じような状態のビデをご覧になった経験ございますか?
この後、家内がシャワー中にバスタブの淵が高いためにバランス崩してひっくりこけて出っ張り部分にで切って血は流すわ、長男が寝ようとした、ホテルではよくあるソファーベットがボロ過ぎて、華奢な長男の体重にも耐えられず脆くも下に崩れ落ちたりと・・・。
とても楽しみにしていた家族のローマ旅行の初日は既にテンコ盛りの土産話で始まったのでございます。
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